プロフィール

フォトアルバム
スタッフ

自慢できる紹介はあんまりありませんが・・・

最近20代とお別れして、三十路という分かれ道を体験しております・・・。

毎日朝から晩まで一応頑張っています。

最近のコメント

最近のトラックバック

もっとお店のブログを見る

« ファミリーセット☆に、あれが!! | メイン | 遅ればせながら、祝◎!! »

2010年9月28日 (火)

二十四 1/2(ハーフ) 未の刻

   街中には、多くの人々が行きかっている。

  仕事やレジャーなど、それぞれの目的の為に。

  大統領に命を受けた者が、気を失いそうになるくらいの

  焦燥感にかられていることなど気にとめることもなく・・・

  
  ―― ジャックが車に近づいて行くと、カーティスが車から出てきた。


  「おい、トニーはどうした!」

  ジャックは、大きな声を張り上げた。

  
  「それが、突然出て行ったんだ」

  カーティスも急な出来事に訳がわからない。


  「どこに行ったのか分からないのか?」

  ジャックは、聞いた。


  「分からない、あっちに行ったが、人ごみにまぎれて見失った」

  カーティスは、西の方を差しながら言った。


  「くそっ!」

  ジャックは、はき捨てるように言った。


  「探しに行くか?」

  カーティスは、尋ねてみた。


  「いや、そんな時間はない」

  そう言いながら、ジャックは、電話を掛けだした。


  『・・・・・』

  カーティスは、焦りと心配が混ざった顔でその様子を見守っている。
  

  「くそっ、つながらない!」

  ジャックの口からまた言葉がはき捨てられる。

  
  「トニーのことは、あきらめよう。車に乗り込め」

  ジャックカーティスは、車に乗り込んだ。

  
  そして、車は人々が行きかう街中を走りだした・・・

       


  ほどなくして、車は目的の地に着いた。

  ジャックカーティスは、急いで荷物を建物の中へ運び入れた。

  
  中では、クロエをはじめ、多くのスタッフが作業を進めていた。
  
  
  「例の物はどうなりました?」

  クロエは、ジャックを見るなりそう尋ねた。

  
  「なんとか手に入った。進行状況は、どうだ?」

  ジャックは、クロエに進行状況を尋ねた。


  「やれるとこまでは、やりましたが・・・」

  クロエは、ちょっと顔をくもらせて答えた。


  「すまない、俺たちがもっと早く着けていれば」

  ジャックは、申し訳なさそうに言った。

  
  「とにかく、時間がない。作業を再開しよう」

  ジャックをはじめ、みんな作業を再開しだした・・・

  ―― みんな、だいぶん焦っているようだ・・・

  そんな中、クロエジャックのとこへ、近づいて来た。

  
  「ジャック、少し晩餐会の時間を遅らせてもらいましょうか?」

  クロエは、少しうかない顔をして、ジャックに言った。


  「いやっ、そうはいかない!」

  ジャックは、少々声を荒げて言った。


  「しかし・・・!!」

  クロエは、言いかけた言葉をのんで、驚いた顔をした。

  そして、その視線はジャックの後方あたりに向けられた。


  ジャックは、後ろを振り返った。

  
  なんと! そこには、トニーが立っていた。


  ジャックも驚いた顔をしたが、だんだんそれが怒りの顔に変っていった。


  ジャックは、右手に持っていたナイフの柄を折れんばかりに強く握りしめた。

  しかし、左手に持っていたトマトを持つ手は、優しかった。

  まるで、わが子を抱えているかのように・・・

     
      
         つづく・・・

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://cms.blog.gnavi.co.jp/t/trackback/567141/28507079

二十四 1/2(ハーフ) 未の刻を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

おなか元気居酒屋 まんまる のサービス一覧

おなか元気居酒屋 まんまる