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2010年9月16日 (木)

二十四 1/2(ハーフ) 午の刻

  車は、美しい緑に包まれた、道を抜け、

  前方に、市街地が開けてきたところだ。

  しかし、ジャックには、目的地に近づいて来た安心感など

  さらさら無い事であろう・・・


  ―― ジャックは、鳴っている携帯を取った。

  『俺だ、どうかしたか』

  電話の向こうの相手は、クロエみたいだ。


  『なにっ! あれが届かなかったー!!』

  ジャックは、大声で叫んだ。


  『どういう事なんだっ!』

  ジャックは、電話の相手に大声で問いただしている。


  トニーは、顔を前に向けたまま、するどい視線をジャックの方へ、向けている。

  カーティスは、少しこわばった顔で、心配そうにジャックを見ている。


  『分かった、こっちでなんとか調達する。とにかく、俺たちが着くまで頑張っててくれ』

  ジャックは、にがい顔で電話を切った。

  
  「どうしたんだ? ジャック
  
  カーティスは、心配げに、尋ねた。


  「例のものが、手にはいらなかったんだ」  

  ジャックはそう言いながら、電話を掛け出した。


  『俺だ、久しぶりだな。』

  ジャックは、電話の相手に話し掛ける。


  『すまないが、頼みたいことがある。あんたのとこでしか手に入らないんだ』

  ジャックは、神妙な顔つきで、電話の相手に話し掛けている。


  トニーは、鋭い視線をジャックの方から、前方へと移し、

  なにかに思いを張り巡らせてるようだ・・・


  『そうか、助かる! 今からそっちに向かう、待っててくれ』

  ジャックは、そう言って、電話を切った。

  「ちょっと遠回りになるが、よって行かなきゃいけない所が出来た」

  そう言って、ジャックはさらにアクセルを踏み込んだ。
  

  カーティスは、相変わらず心配そうな顔をしている。

  トニーは、ただ眼前に広がる景色を凝視しているだけだ・・・


   

  ジャックたちを乗せた車は、街中を走り抜けている。

  
  「おい、ジャック 目的地は、まだか? 時間がないぞ」

  カーティスは、不安そうにジャックに尋ねた。

  
  「もうすぐだ」

  ジャックも少々あせっている様子だ。 

  「着いた! あそこだ!」

  ジャックは、そう言い、大きなホテルを指差した。 


  ジャックは、車をホテルの前へ止めた。

  
  「ちょっと話しをしてくる。少し待っててくれ」

  ジャックはそう言って、急いで車を飛び出した。

  
  カーティスは、祈るかの面持ちで、ジャックを見送った。

  しかし、トニーは、微動だにせず、ただ前を見ているだけだ。

  その光景は、まるで置物の像が座っているかのように・・・

 
  ―― いかほど時間が経っただろうか

  ジャックが手に物を抱えて、ホテルから戻ってきた。


  近づいて来たジャックは、車の中の異変に気が付いた。


  助手席に座っているはずの像がいないのである!

  
  ジャックは、手に持っていた大事な物を落としそうになるほどの焦燥感に襲われた。


  夏の太陽は、そんなジャックを激しく照らし衝けるのであった・・・


      つづく・・・

    
     
  
  
    

  

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